この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第14章 3人でなければ駄目

「千弥、それ僕が堪らなくなる」
「??」
「潤んだ瞳で僕を見上げ……凄く誘っているように見えてしまうんだよ」
「そんなことしてない」
「うん、千弥は無意識だよね、でも僕のほうが誘われてしまうんだ」
「陸さん……あっん……」

優しく降って来る陸さんの唇、一度触れるだけで離れ、私の様子を見ながらまた唇が塞がれる。
穏やかな陸さんのキスは好きなの、気を使い負担にならないようなキスの仕方。私の頬に触れ、何度も何度も唇が合わさるの……私がもっと深いキスをせがむまで……。

「千弥……千弥……」
「陸さん……その……蓮さんが帰って来ちゃう」
「そうしたら蓮も一緒がいい。三人一緒じゃないとダメなんだ、もう僕一人だけで千弥を愛せない、僕と蓮が二人じゃないと千弥もダメだよね?」
「重なる想いだもの。誰か一人じゃダメ、三人一緒じゃなければダメ、私たちは三人で一つの想いでしょう」

また陸さんは私にキスするけど、それ以上先には進まない。……まるで蓮さんを待っているように。

「僕と蓮と千弥が揃って、やっと愛する想いを伝えられるようになった。誰かがじゃない三人が互いに愛しいからこそ、この生活が上手くいっていたんだって思い知ったんだ」
「私もそう思うよ陸さん。二人の想いが私を守ってくれたと、今の私は実感してる。三人一緒だから出来たことだって分かっているもの」

こんな運命もアリだって理解しているよ。
初めは偶然だったかも知れない、だけど蓮さんの行動力に陸さんの温かさ、私が内に籠っても私を救い出してくれた二人。

/242ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ