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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第14章 3人でなければ駄目

そして私も陸さんと蓮さんを愛してる、二人を平等に愛してるの。そう私たちは同じ想いを共有してる、互いにそこそこ依存することによって成り立つ私たちの関係。それがどれだけ強いかは、半年以上付き合っていた中で分かったはず。

「で、も、多少の悪戯は許容範囲だよね千弥?」
「……へ? ひゃっ、いきなり耳を噛まないでぇー!」

それはまぁ、イチャイチャはね、蓮さんだって事務所でなんてあったわけだし。
だからと言って、一度止まった陸さんに耳を甘噛みされたら、すぐに反応しちゃうじゃない!

「こういう時の千弥って、素直で可愛いんだって」
「だから! んっ、いゃぁぁん!」
「ほらね」
「陸さん!」

甘噛みの上に、息を吹き掛けるように耳元で囁かれたら、くすっぐたさと快感に身体の力が抜けてしまう。
間違いなくワザとやっていると知っているのに、私は陸さんへ抵抗出来ないの。

「……色んな意味で良い眺めだけど、まだ二人で遊んでるのかい、陸、千弥?」
「蓮さん」
「うわっ、本当に蓮が帰って来た」
「だから言ったのに……」

リビングの向こうで腕を組んで笑う蓮さんと、押し倒し押し倒されたまま固まる私と陸さん。帰って来たらすぐに声をかけて欲しいと思うのは私だけ?

「で? そのままリビングでやるつもりかな?」
「蓮って時々意地悪」
「んー、どうなんだろうね?」

泣く泣く私の上から避けた陸さんは、近くに座り蓮さんに反撃中。口でいえば蓮さんが一番上手いから、陸さんの反撃を軽々かわすのよ。これが面白いらしいよ二人にはね。

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