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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第14章 3人でなければ駄目

「あ、あれ、違ったの? 私のほうが服を着て……あんっ」

違うと気づき、慌てて服を着ようと戻ろうとする千弥を、俺は簡単に捕まえてしまっていた。

「千弥はこのままで良いよ。後で俺たちが脱げばいいことだからね」
「そうそう、バスタオル1枚の千弥も良い感じ」

同じく千弥の側に来る陸と共に、長い夜の始まりになる。まず捕まえ抱き締めた俺から千弥にキス。

「んっ……あ……」
「千弥、観念してね……ん……はぁ……」

数回唇に触れた後、俺はじっくりと千弥の舌と口内を味わう。促せば俺の舌に千弥の舌が絡む、それを受け止めてから舌先で口内を堪能するのが、俺の好きなやり方。

「千弥、僕も……」
「はぁぁ……ん、陸さん」

呼ばれ陸に振り向けば、陸も千弥にキスを仕掛け、そのキスはドンドンと濃厚なものに変化。その隙に俺は着ていた服を脱ぎ捨て、また陸と交代。

「シャンプーとボディソープの匂いかな? 凄く良い匂いがするよ」
「あっ、んんん……」

耳元から首筋へと唇を這わせ、千弥の快感を煽り、ゆっくりとベッドへと導いていく。その間に陸も服を脱いだようだ。
ベッドの上に三人が乗り、俺は前から陸は後ろで、千弥に触れ遊ぶのを止められない。

「あっ、蓮さん、陸さん……」
「後ろから胸を揉むのって、凄く興奮するかも」
「陸に胸を取られたから、俺はこっちかな?」

支えるのを陸に任せ、俺は千弥の足先を持ち爪先から順に唇を這わせ出す。
ピクッと揺れる千弥の足、これは責めごたえがありそう。

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