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第14章 ３人でなければ駄目

「空気送るよ」
「ッ！　アッアァッ！　お尻の中……膨らむ……ンアァァ！」
「千弥、ツラいなら……」
「大丈夫……陸さん、続けて……アアァッ！」

俺の指まで圧迫する千弥の腸内に挿った拡張器、空気が入り膨らむたびに喘ぐ千弥。もし本当に不味そうだったら止めようと、俺はずっと千弥の表情を見ているけど、その表情は苦しいながらも快楽に彩られている。

キツい責めに千弥の身体は快楽を見い出す、俺たちではそれを変えることは出来ない。
一度覚えてしまった快楽の味。千弥の意識が変わり、そこまで激しさを求めなくなったとしても、散々身体に叩き込まれた、無理な責めで快感を得る方法を知っている千弥は、無意識でも普通やらないだろうな責め方に順応してしまう。

「中がキツいね」
「これでも手加減して空気を送っているんだよ」
「ウッ……お尻が広がる……中が圧迫される……私……ハァハァ……感じるの、陸さん抽送して良いから……お尻でイッても良いから、陸さんの好きに……アンッ！」
「……お尻の前に、俺がイカせてあげるよ」

性感帯だけを責め、陰核には一切触れていなかったが、腸内の感じを考えればイカせて快楽の中に居るほうがいい。そこまで考えて、俺は親指の腹で硬く飛び出している陰核に触れ、擦りながらもクルクル回すように責め出した。

「アゥッ！？　アッ、アッ、アッ、やぁそれぇぇ！」
「凄く感じるよね千弥？」
「３ヶ所も……ハァハァアァァ……これぇ堪らないっっ！！」