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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第4章 千弥と蓮
「ヒヤァッ、ダメ、ダメッ、アァッ! ア" ア" ア" !!!」
絶頂に息が出来ない、身体が硬直して脚がつりそう、それでも私の身体はイキ弾けるのを止められないの!
反らせられるだけ背をしならせ、イク快楽にガクガクと震え、私は蓮さんの前で派手にイッてしまう。
……なにかを言われるのが怖い、こんなにも乱れよがる私を見た蓮さんの感想が怖い。
また同じことを繰り返すのが……怖い……。
「はぁ はぁ はぁ 」
「……俺の手でこんなに乱れる千弥が愛しいよ」
「……蓮……さん……」
罵らないの?
やらしい女だと軽蔑しないの?
淫乱な女だと蔑まないの?
「好きな女性が自分のために乱れ鳴く姿は、男性にとってなによりもの活力だからね」
「はぁ はぁ…………」
優しくキスをしてくれる蓮さんに、私は身構えていた身体の力が抜けてしまった。こんな風に言われたのは初めて、今までは……知ると軽蔑されて来たから。
「千弥、今度は俺のモノでもっと乱れて? なにもかも忘れるくらい、感じ鳴けば良いだけだよ」
「…………」
(……綺麗な身体……)
初めて見る蓮さんの裸体。男性らしい身体だけど細身な体つき、そして中心にはそそり立つ蓮さんのモノが誇張しているみたい。
私はこれを見て綺麗だと思う。欲情していてもスマートに動く蓮さんが綺麗、動作に無駄なんて無く必要なことだけなのに、そのたびに動く筋肉が綺麗だと思うの。