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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第6章 千弥と陸

「そろそろ慣れて来たから、この先は千弥一人でね」
「え? 陸さんは……」
「僕は悪戯……かな?
言ったよね堪らないって、こんなに近くに千弥がいるから、本当に限界」
「それ……あ、スタートボタン!」

もう何度目か分からない手が伸び、私のコントローラーでスタートボタンを押してしまう。慌ててゲームを始める私と……。

「千弥……ん……」
「……っ!」

私の髪を寄せて、首筋に唇を這わせる陸さん。触れられた時、思わずゾクッとした快感と共に身体を震わしてしまった。

「ほら、ゲームに集中しなきゃダメだよ」
「そんな……あっ、ダメぇ」
「また落ちちゃったね、しっかりジャンプボタンを押さないと……」
「陸……さん……ぁぁ……」

唇はエスカレートしてゆき、首筋から上に行き耳たぶに触れて遊んでる。こんな状態で、ゲームになんか集中出来ない、淡い快感が私の身体を熱くさせるから。

「む……り……あんっ!」
「甘噛みのほうが好き?」
「耳で話さないで……アッ!」

陸さんが話す吐息だけでも感じるのに、耳を甘噛みまでされて、私の指は完全に止まってしまう。

「千弥……んっ……千弥……」
「んんっ!」

甘く囁かれる、陸さんの声と吐息がくすぐったい。
這わされる唇に、身体がゾクゾクする。
それに……脇腹から服の中に手が入り、簡単にブラを押し上げてしまったの。

「ヤバっ、凄い触り心地が良い」
「アッ……アッ……ンッアアンッッ!」

スルッと手が胸にいき、まだ柔らかい乳首をギュッと摘ままれてしまった!

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