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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第6章 千弥と陸
繋ぐ息が苦しくなり唇を離せば、陸さんからの誘う言葉。手を差し出され、言われるがままにその手を私は取ってしまう。
しっかりと手を握り、更に私の身体を支えるようにして、向かうのは奥にあるベッドの上。そこで手を離したついでと言わんばかりに、陸さんは私の服を全て脱がせてしまった。
「千弥綺麗。白い肌に、ほんのりと赤みが指して、千弥が本気で感じているのが分かるよ。でもね、僕はもっと千弥を感じさせたい、だから……先に謝っておく」
「私は、どんなに酷くされても大丈夫」
「その言葉を信じるよ、千弥」
陸さんが棚からなにかを取り出して、ベッドの上に持って来た。大きな物から小さな物まで……それは大人の玩具と呼ばれる性的な責め道具。
「まずは……このほうが千弥が喜びそう」
「……あっ……」
それは武骨な手錠と呼ばれる物。私の両腕を後ろに引き、手首に嵌められると、私は手を前に出すことが出来ない。
「これで抵抗出来なくなったね、膝立ちの状態で立ってみて?」
「……こう?」
「そう……」
いつの間にか服を脱ぎ捨てた陸さんに、後ろからキツく抱き締められる。でも両手を拘束されているから、さして動けない私。
密着する筋肉質の身体が気持ち良いと思うけど、陸さんが次になにをしようとするか分からない私。
「やっぱり千弥の素肌は触り心地が良いね、スベスベで抱き心地も最高だよ。
でも、千弥はこれだけじゃ足りなそうだから……」
「ア"アァーッ!」
また強く乳首を摘ままれた。それに過敏に反応する私の身体、全身に走る快楽の衝撃が私を狂わせる。