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一秒に見えた世界
第13章 信じられない
私はそのフレンチレストランから帰る頃にはもうご機嫌だ。ちゃんと自分で歩けるようにはなっていたしシェフは私の為にとデザートは特別に作ってくれたしワインでほろ酔いだったからかなりのご機嫌だと言える私だった。
そんな私に部屋に帰ると優誠は
『朝まで可愛がってやるよ。』
とか言い出した。やっぱこの完璧男って信じられないと適当主義の私は叫んでしまった。
朝までって事はさすがにはなかったけれど…、帰ってからはの私は3時間近くは優誠に抱かれ続けて何度もイカされた。
翌朝…、といってももう昼前。いつも通りにお風呂から出てメイクをしようとした私は鏡の前で固まった。
何!?これ!?
そう思って固まる私にニヤリとする優誠だ。私の首筋や胸には至るところにキスマークが付けられていた。私は口をパクパクとして優誠に文句を言おうとしたけれど優誠は
『お前が俺の女だってわかり易くなるだろ?』
と言って平気な顔をしていた。
信じられない…。やっぱり暴力団の関係者はいやですと言って私は優誠を捨てるべきだったのかも?でも…、そんなのどうでもいいと適当に答えたのは私だ。
こんな時だけは自分の適当主義をやはり呪わずにはいられない。
私は出来るだけ他の人に見えそうな部分のキスマークをファンデーションで隠していたけど優誠は
『腹が減ったから早くしろよ。』
と私に言ういつもの優誠だ。喫茶店のモーニングの後は優誠が私にある事を言い出した。
『お前、友達が連絡を待ってるんじゃないか?』
『あー!?』
優誠はまたしても私の適当をきっちり躾すべきだという怖い顔で睨みつけた。
『思いっきり適当をするくせに友達を失くすのはいやだとか本当にわがままな適当娘だな…。』
そう厳しく優誠が私に言う。
優誠さんのおっしゃる通りです。優誠に思いっきり適当な態度をするけれど優誠が私のそばから居なくなるのはいやなのと同じです。だって私はそういう適当女です。
そんな事を考えながらも私は優誠に
『空、今日はもう3時までバイト…、空のバイト先のハンバーガー屋さんに行きたい。』
と言ってみる。優誠はまるでそれが当たり前のように
『行くぞ。』
と言って私を空のバイト先へと連れて行ってくれた。
そんな私に部屋に帰ると優誠は
『朝まで可愛がってやるよ。』
とか言い出した。やっぱこの完璧男って信じられないと適当主義の私は叫んでしまった。
朝までって事はさすがにはなかったけれど…、帰ってからはの私は3時間近くは優誠に抱かれ続けて何度もイカされた。
翌朝…、といってももう昼前。いつも通りにお風呂から出てメイクをしようとした私は鏡の前で固まった。
何!?これ!?
そう思って固まる私にニヤリとする優誠だ。私の首筋や胸には至るところにキスマークが付けられていた。私は口をパクパクとして優誠に文句を言おうとしたけれど優誠は
『お前が俺の女だってわかり易くなるだろ?』
と言って平気な顔をしていた。
信じられない…。やっぱり暴力団の関係者はいやですと言って私は優誠を捨てるべきだったのかも?でも…、そんなのどうでもいいと適当に答えたのは私だ。
こんな時だけは自分の適当主義をやはり呪わずにはいられない。
私は出来るだけ他の人に見えそうな部分のキスマークをファンデーションで隠していたけど優誠は
『腹が減ったから早くしろよ。』
と私に言ういつもの優誠だ。喫茶店のモーニングの後は優誠が私にある事を言い出した。
『お前、友達が連絡を待ってるんじゃないか?』
『あー!?』
優誠はまたしても私の適当をきっちり躾すべきだという怖い顔で睨みつけた。
『思いっきり適当をするくせに友達を失くすのはいやだとか本当にわがままな適当娘だな…。』
そう厳しく優誠が私に言う。
優誠さんのおっしゃる通りです。優誠に思いっきり適当な態度をするけれど優誠が私のそばから居なくなるのはいやなのと同じです。だって私はそういう適当女です。
そんな事を考えながらも私は優誠に
『空、今日はもう3時までバイト…、空のバイト先のハンバーガー屋さんに行きたい。』
と言ってみる。優誠はまるでそれが当たり前のように
『行くぞ。』
と言って私を空のバイト先へと連れて行ってくれた。