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一秒に見えた世界
第3章 今日から俺の女だ
くちゅくちゅと私の口がだらしない水の音を出していた。身体の力は完全に抜けていてただお兄さんにされるがままに私はキスをされている。
どのくらいの時間が経ったのかなぁ?
ぼんやりと私は考える。私の下唇を吸うように引っ張られたと思ったらようやくお兄さんの口が私の口から離れた。
もう、終わり?
そう私が思った時に
『お前、もしかして初めてか?』
とお兄さんが私に聞いて来た。その言葉に私は一気に我に返った。
『そうよ、初めてよ。いきなり人のファーストキスを奪うとかお兄さんって酷くない!?』
私はお兄さんに叫んでしまう。私は適当だけど私なりに必死なのにそんな私に対して突然またお兄さんが笑い出した。
『アハハ、お前、初めてのくせに俺に永久就職を望んだのかよ。』
思いっきり私を笑い飛ばすお兄さん。
いや、だから私はその部分を全く覚えていないんですけど…
とにかく私は私の主張をお兄さんにしなければならないとか思った。
『名前も知らない人とは永久就職とかしません。』
『長谷川 美奈。○○短大の2年生だろ?』
お兄さんが私にそう言った。
うんうん、私のプロフィールはそれですけれど私はお兄さんのプロフィールを全く知らないわよ。
そんな事を考える私にお兄さんは
『本当に覚えていないんだな。』
と今度は少し残念そうに言って来た。
『えーっと…。もし良かったら何があったのかを教えて下さい。』
私はそのお兄さんの残念そうな顔にちょっと胸がチクリとしてなんとなく罪悪感を感じた。お兄さんは
『御剣 優誠。剣菱建設の社長だ。これを俺がお前に言うのは今夜で2度目だし、因みにファーストキスはお前から俺にして来たぞ。』
と私に言った。
嘘!?私のファーストキスは前回に終わってるの?いや、今はそれは置いといて…、剣菱建設?それってうちのマンションとか建てたっていうでっかい会社よね?
そうやってまた私が色々と考えていたらお兄さんが
『お前が俺にキスをして来た挙げ句に永久就職をさせてくれと言ったんだ。だからお前はもう俺の女だ。』
と言ってまた私にキスをして来た。
『んぐっ…、んん…。』
再び、お兄さんの舌に私の口が弄ばれる。だから私は頭が熱くなって来る。
どのくらいの時間が経ったのかなぁ?
ぼんやりと私は考える。私の下唇を吸うように引っ張られたと思ったらようやくお兄さんの口が私の口から離れた。
もう、終わり?
そう私が思った時に
『お前、もしかして初めてか?』
とお兄さんが私に聞いて来た。その言葉に私は一気に我に返った。
『そうよ、初めてよ。いきなり人のファーストキスを奪うとかお兄さんって酷くない!?』
私はお兄さんに叫んでしまう。私は適当だけど私なりに必死なのにそんな私に対して突然またお兄さんが笑い出した。
『アハハ、お前、初めてのくせに俺に永久就職を望んだのかよ。』
思いっきり私を笑い飛ばすお兄さん。
いや、だから私はその部分を全く覚えていないんですけど…
とにかく私は私の主張をお兄さんにしなければならないとか思った。
『名前も知らない人とは永久就職とかしません。』
『長谷川 美奈。○○短大の2年生だろ?』
お兄さんが私にそう言った。
うんうん、私のプロフィールはそれですけれど私はお兄さんのプロフィールを全く知らないわよ。
そんな事を考える私にお兄さんは
『本当に覚えていないんだな。』
と今度は少し残念そうに言って来た。
『えーっと…。もし良かったら何があったのかを教えて下さい。』
私はそのお兄さんの残念そうな顔にちょっと胸がチクリとしてなんとなく罪悪感を感じた。お兄さんは
『御剣 優誠。剣菱建設の社長だ。これを俺がお前に言うのは今夜で2度目だし、因みにファーストキスはお前から俺にして来たぞ。』
と私に言った。
嘘!?私のファーストキスは前回に終わってるの?いや、今はそれは置いといて…、剣菱建設?それってうちのマンションとか建てたっていうでっかい会社よね?
そうやってまた私が色々と考えていたらお兄さんが
『お前が俺にキスをして来た挙げ句に永久就職をさせてくれと言ったんだ。だからお前はもう俺の女だ。』
と言ってまた私にキスをして来た。
『んぐっ…、んん…。』
再び、お兄さんの舌に私の口が弄ばれる。だから私は頭が熱くなって来る。