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先輩と部活
第4章 内緒の時間
でも、私…類さんとのこと…言った方がいいのかな…
後から第三者から知るっていう形が一番最悪だし…
「あ、あの、私…」
「?」
「私、先週類さんと………」
私がその先を言いづらそうにしていると、察したのか
「いいよ、無理しなくて。過去のことを責めるつもりはないし、言いたくないなら、言わなくていい。例え俺が後から知ったとしても、それを俺がとやかくいう資格はない。」
先輩の優しさに瞳が潤む
こくっと頷く
「今日は送るね」
「あ、ありがとうございますっ」