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先輩と部活
第5章 ごめんなさい
風のように時間が過ぎ、気がつけば部活の日になっていた
この日を待っていた
今日は朝からドキドキ
優人さんに会える…それだけを楽しみに頑張った
「れなちゃん」
後ろから声をかけられる
何も考えずに振り向くとそこには類さんがいた
ドキっとする
心臓の鼓動が早くなる
文字にすると同じなのに、優人さんの時とは全然違う感情
怖い…
「お、おはようございます…」
自然と小さな声になり、
目も合わせられなかった。
動揺して全然表情も作れない。
正直、この人とは暫く関わりたくない…
本当に私のことを好きなのかどうかもわからない
そういう愛情表現なのかもしれないけど

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