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先輩と部活
第6章 揺れる
私は、部活へ行かなかった
とても皆と顔を合わせられない
特に、優人さんと…
帰りの電車で窓の外を見つめながら考える
好き…優人さんが好き…なはず、だよね…
わかったの。類さんとして。私、本気で嫌じゃなかった。
こんな淫乱な女、優人さんに相応しくない
ごめんなさい…
ブーッ
携帯がなる
画面を見ると優人さんからLINEがきていた
“ 今日部活、来ないの?”
ギュッと携帯を握りしめ胸にあてる
返事はすぐに返さない
今は、返したくない…
会いたかった…