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先輩と部活
第6章 揺れる
そう、会いたかった
彼といると、安心する
愛しいって思える
それは確か、なんだけど…
私が1番ショックを受けているのは、
本当の意味で彼を好きなのかどうか、わからなくなったこと
好きって、なんだろう
付き合うってなんなんだろう
類さんとの1件で、わからなくなってしまった
誰かを傷つけるくらいなら、誰かを傷つけて自分も傷つくくらいなら、もう誰とも特別な関係になりたくない。
…ダメだ。ネガティブなことばかり考えてしまう。
もう暗くなり始めている空を眺めながら思う。
…夜は、長いな。