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官能な小説①~パパきもちいい~BL編
第1章 誕生日
骨ばった細めのそれは僕の中を傷つけないように、ゆっくりと僕の奥に入っていく。

薬のせいか不思議と痛みはない。

もうすぐパパと一つになれるという期待感と幸福感で僕はとても興奮しているからかもしれない。

僕の中でうねうねと動いていた指が、何かを探るように側壁をこすり始めた。


「え?あっ、ぃやぁあ、ぃやぁあああ」


ある一点を擦られると強い射精感に襲われ、腰に力が入らなくなる。


「奏はここがいいんだね?」


「んっんっ、あっ、ぃやぁあ」


どんなに体を揺すって逃げようとしても、腰をしっかり押さえつけられて、この快感には逃げることができない。

僕はその一点を軽く擦られただけで、あっという間に簡単に達ってしまう。

と同時に二本目の指が増やされる。

少しの痛みだけで、そこは易々と指を受け入れた。

そしてまた、気持ちいい場所を撫でられる。
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