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官能な小説①~パパきもちいい~BL編
第1章 誕生日


「ほら、奏のここもあそこもパパのせいでぐちょぐちょだね。もっとめちゃくちゃにしてあげたいよ」


「ぁ…」


冷静な時に言われたら怖そうなセリフも、今、ここでパパが言うと僕の身体をびりびりと痺れさせるだけ。

まるで甘美な麻薬のようだ。

より一層、激しさを増したストロークに身を任せながら僕はひときわ大きな波にさらわれた。


「ぁああ!パパ!きもちぃぃ!きもちぃい!達くっ!達くぅっ!」


「いっしょに達こうっ。かわいい奏にもう耐えられそうにないっ」


どこも隙間がないようにと、濡れた肌をくっつけてきつく抱き合う。


「パパぁ!パパぁ!」


「奏!奏!」


何ももう考えられずに、ただお互いを呼び合う。

強く抉るように奥を突かれる。


「達く――――っ!!」


「っっ!」


奥に熱いものがかけられる。


「はぁっ、はぁっ、出てる…うれしっ」



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