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小説よりスゴいこと
第1章 プロローグ
残業している主人公、誰もいないフロア。

突然現れた、別の部署の男性職員に迫られる。
付き合ってもいない相手と、社内でなんて、嫌なのに、嫌なはずなのに、主人公は快感に飲まれて乱れてしまうーー

「はぁ……あっ、ぁ」

下着の中に手をいれ、濡れたそこに触れる。

小さく口を開いた膣に指を入れると、甘い快感に脳がじんと痺れた。
暖かい肉壁に包まれた指を、ゆっくりと動かしてナカをかき混ぜる。
ぴちゃ、ぴちゃ、と水音が聞こえて、それにまた興奮する。

(あ、きもちい、きもちい)

脳内の主人公が、自分の姿になる。
誰かに見られてしまうかもしれない会社内で、スカートをたくし上げられている。

下着を下ろされて、後ろから尻を揉みしだかれる。
暖かくてごつごつした男の指が、秘められたソコに、一本侵入する。
尻に押し付けられた男の性器は、ズボンの上からでもすぐにわかるほどに熱く、勃起していた。
耳元に男の荒い息がかかる。背筋がゾクゾクとした。

『あ、ぁあっ』

誰かに聞かれてしまうかもしれないのに、声が抑えられない。

男の指が膣から抜け、ぬるぬると愛液を纏ったまま、クリトリスを擽った。

『っあ!だめ、そこっ……』

甘美な快感が、身体中を駆け巡る。気持ちが良すぎて、足に力が入らない。
目の前の机に倒れこむと、腰を引かれ、尻を男に突き出すような体勢にされる。

恥ずかしい、なのに、身体は熱に犯されて、下腹部がきゅんきゅんと疼いている。
はやく、もっと熱いモノで貫かれたい。ダラダラと愛液が溢れるそこに性器を入れられて、快感でめちゃくちゃにされたい。
ぴとりと、ソコに熱いものが触れる。

『あぁあっ……!』

待ち望んでいたものだ。
小さな口を無理やり押し広げながら、熱くて硬い男の性器が、愛のナカに入ってくる。

それだけで、愛の身体は歓喜に満ち、好きでもない男の性器によって、絶頂へと打ち上げられたーー
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