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小説よりスゴいこと
第1章 プロローグ
「はっ、は、あ、気持ちよかったぁ……」
本の内容をオカズに自慰を終えた愛は、荒くなった息を整えながら、そう呟いた。
毎月新刊が出ると買っている女性向けの官能小説、今回は当たりだった。
自分の姿に置き換えやすい主人公の設定に、強引なセックス。
主人公が羨ましくてたまらない。
「私もあんなエッチしてみたいなあ……」
そう呟いた愛の声は、一人暮らしの部屋に虚しく消えた。
25歳、処女。彼氏はいたことはあるが、セックスはせずに終わった。
女性向けの官能小説が好きで、部屋には何冊も読み終えた本が積まれている。
夜な夜なエッチな妄想をしては、1人で自分を慰める毎日から、早く抜け出したい。
男性と、セックスがしてみたい。
小説みたいに気持ちよくなりたい。
ちょっと意地悪なことをされたりしてみたい。
ドキドキするシチュエーションで、快感に我を忘れて溺れてみたい。
「……寝よ……」
明日も仕事だ。
目を閉じると、すぐに眠気は襲ってきた。
本の内容をオカズに自慰を終えた愛は、荒くなった息を整えながら、そう呟いた。
毎月新刊が出ると買っている女性向けの官能小説、今回は当たりだった。
自分の姿に置き換えやすい主人公の設定に、強引なセックス。
主人公が羨ましくてたまらない。
「私もあんなエッチしてみたいなあ……」
そう呟いた愛の声は、一人暮らしの部屋に虚しく消えた。
25歳、処女。彼氏はいたことはあるが、セックスはせずに終わった。
女性向けの官能小説が好きで、部屋には何冊も読み終えた本が積まれている。
夜な夜なエッチな妄想をしては、1人で自分を慰める毎日から、早く抜け出したい。
男性と、セックスがしてみたい。
小説みたいに気持ちよくなりたい。
ちょっと意地悪なことをされたりしてみたい。
ドキドキするシチュエーションで、快感に我を忘れて溺れてみたい。
「……寝よ……」
明日も仕事だ。
目を閉じると、すぐに眠気は襲ってきた。