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第4章 SMプレイ……

「バレちゃだめな時に興奮しちゃったり、ちょっと無茶なことされると盛り上がるでしょ？
多分だけどさー、SMやったらはまっちゃいそう」
「っ……！っ、……っ」

突然の、しかも昼時に言われて、恥ずかしさで愛はうまく反応できない。
口をパクパクと開けたり閉じたりしながら言葉を探していると、その様子をみた唯が笑った。

「顔真っ赤」
「そっ、だっ、だって、突然そんな、はずっ、恥ずかしいですよ！」

その慌てる様に、和希もぷっと笑う。

「いいじゃん、次やってみようよ」

和希の優しく穏やかな声がそう言った時、困った表情とは裏腹に、愛は胸の奥がじわりと熱くなるのを感じていた。