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第4章 SMプレイ……

そうして今日、愛は二人とラブホテルにいる。
さっさと中に入っていく二人の後をなに食わぬ顔でついてきたが、愛自身ラブホテルに入るのは初めてだ。

会社から車で３０分程のホテルは、見た目はシンプルで、お城のようなファンシーな建物ではない。
受付も無人で、パネルの下のボタンを押すと鍵が落ちてきた。
なるほどラブホテルはこんなシステムなのかと思っていると

「私こーゆうの初めてかも」

唯の言葉に、どうやら別のシステムもあるようだと考えを改めた。