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永遠に見えた世界
第2章 こいつ、ありえねぇ

その日は久しぶりに俺は1人で車を運転をして出掛けた。今日は休日、だが俺は俺を産んだ母親と会わなければならない。
今の水原のクソ親父の嫁さんは俺の母親ではない。
だからこそ俺は結婚だけは俺が本気になれる女1人だけとしたいと考えてしまう。
俺が本気になれるほどに綺麗でガバガバじゃない女を俺はまだ探し続けた。
美奈はどうなんだ?間違いなくあの子は綺麗な女だった。だけど短大の友達とキャーキャーと言って遊んでいるような子なら、やっぱりガバガバの女なのかもしれないな…。
そんな勝手な妄想をする俺の前を偶然美奈が横切った。俺は今、車の中で信号を待ち美奈は歩いてその信号を渡っている。
そして美奈は相変わらずの綺麗な顔立ちを俺に見せつけるようにして歩いていた。
美奈の後ろからは何だかチャラい男が美奈に声をかけた。俺はそれを見て今すぐにでも車から降りたくなった。だけど美奈はまるでその男に気づいてないようにスタスタと歩いている。
全く周りが見えていないように美奈は前だけを向いて真っ直ぐに毅然として歩いていた。
やべぇ、マジで俺好みだ。
美奈の向かう先にはいつも一緒に居るしっかり者の美人がいた。美人は美奈に声をかけている男にシッシッと犬を追い払う仕草をした。
美奈はその時に初めて自分に声をかけている男の存在に気づいたようだった。そして信号が変わり俺は車を発進させた。
あいつ、あのままだと他の奴に取られそうだ。
その日から俺は1人で勝手に焦っていた。佐伯が俺になんかあったのかと聞いて来るけど下の名前しか知らない女に惹かれているなんて俺が言えるわけがない。
俺はただそうやって焦る事しか出来なかった。夏になり港街の駅前の百貨店から改装工事の依頼が来た。俺は百貨店の打ち合わせの担当者が俺にグダグダと言う言葉が聞いてられなかった。
仕事を受けるのはこっちだが百貨店の親会社は御剣の親父の会社だ。俺は義理とはいえ一応あの親父の一人息子。百貨店の担当者はそんな俺のご機嫌取りにやたらと熱心なやつだった。
今の水原のクソ親父の嫁さんは俺の母親ではない。
だからこそ俺は結婚だけは俺が本気になれる女1人だけとしたいと考えてしまう。
俺が本気になれるほどに綺麗でガバガバじゃない女を俺はまだ探し続けた。
美奈はどうなんだ?間違いなくあの子は綺麗な女だった。だけど短大の友達とキャーキャーと言って遊んでいるような子なら、やっぱりガバガバの女なのかもしれないな…。
そんな勝手な妄想をする俺の前を偶然美奈が横切った。俺は今、車の中で信号を待ち美奈は歩いてその信号を渡っている。
そして美奈は相変わらずの綺麗な顔立ちを俺に見せつけるようにして歩いていた。
美奈の後ろからは何だかチャラい男が美奈に声をかけた。俺はそれを見て今すぐにでも車から降りたくなった。だけど美奈はまるでその男に気づいてないようにスタスタと歩いている。
全く周りが見えていないように美奈は前だけを向いて真っ直ぐに毅然として歩いていた。
やべぇ、マジで俺好みだ。
美奈の向かう先にはいつも一緒に居るしっかり者の美人がいた。美人は美奈に声をかけている男にシッシッと犬を追い払う仕草をした。
美奈はその時に初めて自分に声をかけている男の存在に気づいたようだった。そして信号が変わり俺は車を発進させた。
あいつ、あのままだと他の奴に取られそうだ。
その日から俺は1人で勝手に焦っていた。佐伯が俺になんかあったのかと聞いて来るけど下の名前しか知らない女に惹かれているなんて俺が言えるわけがない。
俺はただそうやって焦る事しか出来なかった。夏になり港街の駅前の百貨店から改装工事の依頼が来た。俺は百貨店の打ち合わせの担当者が俺にグダグダと言う言葉が聞いてられなかった。
仕事を受けるのはこっちだが百貨店の親会社は御剣の親父の会社だ。俺は義理とはいえ一応あの親父の一人息子。百貨店の担当者はそんな俺のご機嫌取りにやたらと熱心なやつだった。

