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永遠に見えた世界
第2章 こいつ、ありえねぇ
美奈のトイレ中に居る間に俺は顔を洗って髭を剃る。髭は薄いからほとんどない。クローゼットから着替えを出し夕べは風呂に入り損ねたなとか思った。

なのに美奈はトイレから出て来ない。

まさかの籠城かよ?

俺はトイレのドアを叩きながら

『うんこか?俺は会社に行きたいから早く出ろ。』

俺がそう言うと美奈はアタフタとしてトイレから飛び出して来る。俺が言う事には素直に従うんだな。俺は美奈の服を美奈に投げて

『早く着ろ。』

とだけ言った。なのに美奈は困った顔を俺に向かってしやがる。どうやら俺が居たら美奈は着替えが出来ないようだ。

俺はもうお前を一度着替えさせたのだから既に見た後だぞ。そう言いたくはなるが俺もトイレに行きたくなった。

美奈にモタモタとされるくらいならと俺はトイレに入った。俺がトイレを済ませて出ると美奈が足を開いてパンストを上げていた。

俺の目の前には美奈には似合わないパンツがモロに見えた。

『もう少し色気のあるパンツ履けよ。』

俺がそう言うと美奈はショックを受けた顔をする。

ショックを受けるくらいなら始めから似合うパンツを履けよ。それよりも俺が買ってやった方が早いか?

俺はそう思う間に何故か美奈はまた泣きそうな顔をした。仕事がなければ俺がちゃんとしてやれるけど今は俺にはその時間がない。美奈の顎を掴んで美奈にハッキリとわかるように

『お前の家の住所と携帯の番号を言え。』

と俺は言った。連絡先がわかれば休みの日に美奈をどうにかしてやれる。だけど美奈は何かをぼんやりと考え出しやがった。また俺の存在を忘れたみたいに美奈は何かを考えてやがる。

『今からお前を家まで送ってやるからお前の住所を早く言え。』

少しイラついた俺は乱暴に美奈に紙とペンを渡していた。俺の苛立ちに怯えた顔をする美奈は慌ててメモに住所と電話番号を書いた。

『やれば出来るじゃないか。』

俺はなんとなく美奈を褒めてやりたくなった。だけど美奈はまだ自分の状況が理解出来ていないという感じだ。

起きてから1時間は経ったぞ。なんでこいつはこうなんだ?ありえねぇだろ。

俺はそう思ってただぼんやりとばかりする美奈を無理矢理に俺の部屋から連れ出した。
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