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永遠に見えた世界
第11章 馬鹿女!!

俺が打ちっぱなしに着いた時には同時にオーナーのベンツも打ちっぱなしの前に停まった。受け付けには珍しく怒鳴り散らしている結城が見えたから俺は
『美奈は?』
と結城に聞いた。結城と受け付けに居た奴が2人で同時に
『2階です。』
と答えて来た。俺は2階に上がる階段を一気に駆け上がった。俺のすぐ後ろには佐伯とオーナーもついて来た。
階段を上がった時には俺の目にはクラブを握った美奈が見えた。赤い顔をして目を閉じてる美奈の後ろからは明らかに雑魚な男が美奈の太ももを撫でていやがった。
ぶち殺す。
完全に俺はもうキレていた。美奈に近付いてから美奈の太ももにあった男の手を俺は掴んで引き上げながら
『気安く触っていい女じゃねぇよ。』
と俺は男に言った。男も美奈も俺に驚愕をして美奈が
『優誠!?』
と叫び出す。
俺以外の男に触られて感じてんじゃねぇよ。馬鹿女!!
俺が美奈に向かってそう言いかけた瞬間、美奈が俺にしがみついて泣き出した。
男は慌てて俺の手を振り払って
『指導中の邪魔をしないで下さい。』
と言って居直って来やがった。オーナーだけがひたすら俺にアタフタとしてやがる。事の状況を理解した男はオーナーにあくまでも指導をしていただけだと言い訳を繰り返し始めた。
業を煮やした佐伯がオーナーに
『ここのカメラの監視映像を下さい。後は警察に任せますから。』
とハッタリをかました。極道者の水原から融資を受けているオーナーには警察沙汰はとんでもない話しになってしまう。佐伯はそれを踏まえて言っている。
美奈がここに居る以上は、沈める、ぶち殺すの極道的なやり方で騒ぎには出来ない。オーナーは俺に
『彼はもうクビにしますし、水原様の事もあるのでここは穏便にお願いします。』
と言って必死だ。美奈を触ってた男は
『冗談じゃないよ。こんなところはこっちから辞めてやるよ。』
と言うとすぐにこの場から逃げるようにして立ち去った。
プロのライセンスを取っていてもそれで食っていけないから3流の打ちっぱなしでコーチやってる3流の男がほざいてやがる。
俺はただそう思った。
『美奈は?』
と結城に聞いた。結城と受け付けに居た奴が2人で同時に
『2階です。』
と答えて来た。俺は2階に上がる階段を一気に駆け上がった。俺のすぐ後ろには佐伯とオーナーもついて来た。
階段を上がった時には俺の目にはクラブを握った美奈が見えた。赤い顔をして目を閉じてる美奈の後ろからは明らかに雑魚な男が美奈の太ももを撫でていやがった。
ぶち殺す。
完全に俺はもうキレていた。美奈に近付いてから美奈の太ももにあった男の手を俺は掴んで引き上げながら
『気安く触っていい女じゃねぇよ。』
と俺は男に言った。男も美奈も俺に驚愕をして美奈が
『優誠!?』
と叫び出す。
俺以外の男に触られて感じてんじゃねぇよ。馬鹿女!!
俺が美奈に向かってそう言いかけた瞬間、美奈が俺にしがみついて泣き出した。
男は慌てて俺の手を振り払って
『指導中の邪魔をしないで下さい。』
と言って居直って来やがった。オーナーだけがひたすら俺にアタフタとしてやがる。事の状況を理解した男はオーナーにあくまでも指導をしていただけだと言い訳を繰り返し始めた。
業を煮やした佐伯がオーナーに
『ここのカメラの監視映像を下さい。後は警察に任せますから。』
とハッタリをかました。極道者の水原から融資を受けているオーナーには警察沙汰はとんでもない話しになってしまう。佐伯はそれを踏まえて言っている。
美奈がここに居る以上は、沈める、ぶち殺すの極道的なやり方で騒ぎには出来ない。オーナーは俺に
『彼はもうクビにしますし、水原様の事もあるのでここは穏便にお願いします。』
と言って必死だ。美奈を触ってた男は
『冗談じゃないよ。こんなところはこっちから辞めてやるよ。』
と言うとすぐにこの場から逃げるようにして立ち去った。
プロのライセンスを取っていてもそれで食っていけないから3流の打ちっぱなしでコーチやってる3流の男がほざいてやがる。
俺はただそう思った。

