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永遠に見えた世界
第11章 馬鹿女!!

結城からの報告だと美奈は随分とまともにボールを飛ばすようにはなったらしい。週末になり金曜日の美奈はバイトが終わるといつも通りに打ちっぱなしに行った。
俺は明日が休みだから仕事を済ませてから美奈と合流すればいいと思っていた。
今日は比較的に仕事も少ないからもし時間の余裕があるのなら夕飯にでも佐伯と良二も呼んで美奈に紹介だけはするか?
そう考えてた俺の社長室にいきなり血相を変えた佐伯が入って来た。時刻は5時前という頃だ。佐伯はこの会社の普通の社員ではないのだからこんな行動は基本的にはしない奴だ。俺は
『どうした?』
と佐伯に聞いた。佐伯は厳しい表情をして
『結城からの連絡で今日は女性コーチが休みなのに美奈ちゃんが面倒だからと男コーチで打ちっぱなしに許可をしたらしい。結城が今はオーナー呼び出して噛み付いてるところだ。』
と俺に一気に報告して来た。
あの馬鹿女!!
と俺は叫びそうになる。俺は秘書課の秋元に
『悪いが今日はもう退社をする。』
とだけ言って佐伯と会社を出た。美奈に通わせていた打ちっぱなしは水原が面倒を見ているという打ちっぱなしだ。
つまり、そういう連中を嫌う打ちっぱなしが多いから水原の親父が出資をしてそういう連中でもゴルフが出来るようにしているという打ちっぱなし…。
しかもコーチなんて名ばかりのプロではあるが3流のコーチしか居ない打ちっぱなし。
当然、客も質が悪い客しか来ないからオーナーには佐伯の方から何があっても女性コーチしか美奈には付けるなと言い含めてある。
それを美奈がいつもの適当で勝手に予定変更の許可を出してしまった。佐伯の面目が立たない上に下手をすれば水原がナメられる事になってしまう。
あの世界じゃ一度引いた線は絶対というルールだ。それを適当にいいよなんてやり方をすればこっちが痛い目見た時に言い分が立たない。
佐伯が運転をしながら
『美奈ちゃんはまだ優誠の半分を知らないんだろ?俺らの世界のルールなんか普通の子にわかるわけがないから仕方がないよ。』
と俺に言った。
俺は明日が休みだから仕事を済ませてから美奈と合流すればいいと思っていた。
今日は比較的に仕事も少ないからもし時間の余裕があるのなら夕飯にでも佐伯と良二も呼んで美奈に紹介だけはするか?
そう考えてた俺の社長室にいきなり血相を変えた佐伯が入って来た。時刻は5時前という頃だ。佐伯はこの会社の普通の社員ではないのだからこんな行動は基本的にはしない奴だ。俺は
『どうした?』
と佐伯に聞いた。佐伯は厳しい表情をして
『結城からの連絡で今日は女性コーチが休みなのに美奈ちゃんが面倒だからと男コーチで打ちっぱなしに許可をしたらしい。結城が今はオーナー呼び出して噛み付いてるところだ。』
と俺に一気に報告して来た。
あの馬鹿女!!
と俺は叫びそうになる。俺は秘書課の秋元に
『悪いが今日はもう退社をする。』
とだけ言って佐伯と会社を出た。美奈に通わせていた打ちっぱなしは水原が面倒を見ているという打ちっぱなしだ。
つまり、そういう連中を嫌う打ちっぱなしが多いから水原の親父が出資をしてそういう連中でもゴルフが出来るようにしているという打ちっぱなし…。
しかもコーチなんて名ばかりのプロではあるが3流のコーチしか居ない打ちっぱなし。
当然、客も質が悪い客しか来ないからオーナーには佐伯の方から何があっても女性コーチしか美奈には付けるなと言い含めてある。
それを美奈がいつもの適当で勝手に予定変更の許可を出してしまった。佐伯の面目が立たない上に下手をすれば水原がナメられる事になってしまう。
あの世界じゃ一度引いた線は絶対というルールだ。それを適当にいいよなんてやり方をすればこっちが痛い目見た時に言い分が立たない。
佐伯が運転をしながら
『美奈ちゃんはまだ優誠の半分を知らないんだろ?俺らの世界のルールなんか普通の子にわかるわけがないから仕方がないよ。』
と俺に言った。

