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秘密のピアノレッスン
第11章 大事なもの

熱くなっていくキスに翻弄されて、立っていられなくなってきたら、先生が片手で腰を抱き寄せてくれた。
自分から先生の舌にちゅるりと吸いつくと、「……こんなの、どこで覚えたの」と先生が熱く囁く。
「……先生に……」
「僕の真似?」
「はい……」
「じゃあ、もっとしてみて」
先生のニットをぎゅっと掴み、また、キスが始まる。
先生の望むように舌に吸いつき、先生がしてくれたように、口内を滑らかに舌で辿っていく。
唇を食み、また舌へと戻って、ねっとりと絡ませていると、ぴちゃりと音がした。
「あ……」
「上手だよ。いやらしいキス」
じんと芯が熱くなる。
先生も、熱を帯びている。見上げているとよろめいてしまう……。
先生が、眼鏡をグランドピアノの上に置いた。
それは秘密のレッスンのはじまり――。
強く抱き寄せられて、熱い唇が強く押し付けられる。
それだけ先生の余裕がないことには気付けず、強引な舌の侵入に、うろたえながらも一生懸命受け止めた。
自分から先生の舌にちゅるりと吸いつくと、「……こんなの、どこで覚えたの」と先生が熱く囁く。
「……先生に……」
「僕の真似?」
「はい……」
「じゃあ、もっとしてみて」
先生のニットをぎゅっと掴み、また、キスが始まる。
先生の望むように舌に吸いつき、先生がしてくれたように、口内を滑らかに舌で辿っていく。
唇を食み、また舌へと戻って、ねっとりと絡ませていると、ぴちゃりと音がした。
「あ……」
「上手だよ。いやらしいキス」
じんと芯が熱くなる。
先生も、熱を帯びている。見上げているとよろめいてしまう……。
先生が、眼鏡をグランドピアノの上に置いた。
それは秘密のレッスンのはじまり――。
強く抱き寄せられて、熱い唇が強く押し付けられる。
それだけ先生の余裕がないことには気付けず、強引な舌の侵入に、うろたえながらも一生懸命受け止めた。

