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秘密のピアノレッスン
第5章 不安
19階まで上がり、廊下のドアの前で何気なく夜景を見渡した。
広がった曇り空は不安を増長させる。どんよりした夜空にチカチカと飛行機が飛んでいるのを切ない思いで見上げて、冷たい空気を胸いっぱい吸ってから、ドアを開けた。
早く……あのソファで……先生の匂いがついたソファで、さっきの続きをするんだ。
指を入れて、掻き混ぜて……。ああ、待ちきれない。
私の頭は危ないひとりあそびの事でいっぱいで、大事なことに気付いていなかった。
レッスンルームから、一切ピアノの音がしていなかったことに。
一目散にソファの部屋に入り、床にどさりとバッグを置いた。
脱いだパンティは左足首にかけたまま、ソファに身を預けて、すぅーっと先生の匂いを嗅ぐ。
そして……。
まだ自慰の痕跡が生々しく残るそこに手を忍ばせ、大きく足を開き、くり……と中指で肉芽を押しつぶした。
「ん、んん……っ」
こんなの、やめられない。
不安になればなるほど、傷つけば傷つくほど、自慰をしなきゃ、いてもたってもいられない。
広がった曇り空は不安を増長させる。どんよりした夜空にチカチカと飛行機が飛んでいるのを切ない思いで見上げて、冷たい空気を胸いっぱい吸ってから、ドアを開けた。
早く……あのソファで……先生の匂いがついたソファで、さっきの続きをするんだ。
指を入れて、掻き混ぜて……。ああ、待ちきれない。
私の頭は危ないひとりあそびの事でいっぱいで、大事なことに気付いていなかった。
レッスンルームから、一切ピアノの音がしていなかったことに。
一目散にソファの部屋に入り、床にどさりとバッグを置いた。
脱いだパンティは左足首にかけたまま、ソファに身を預けて、すぅーっと先生の匂いを嗅ぐ。
そして……。
まだ自慰の痕跡が生々しく残るそこに手を忍ばせ、大きく足を開き、くり……と中指で肉芽を押しつぶした。
「ん、んん……っ」
こんなの、やめられない。
不安になればなるほど、傷つけば傷つくほど、自慰をしなきゃ、いてもたってもいられない。