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秘密のピアノレッスン
第6章 秘密のレッスン
確かなエクスタシーの感覚がまだ残っていて、幸福感で満たされる。
先生が、優しく頭を撫でてくれているからかもしれない。
先生の膝の上にころりと寝てみた。
「ごめんね。いじわるして」と、先生が私のほっぺを撫でる。
その手のひらから、甘酸っぱい匂いがした。
「先生の手を汚しちゃってごめんなさい……」
膝枕してもらったまま謝ったけれど、先生は無言で、しばらく頭を撫で続けてくれた。
「先生は、恋人はいないのですか?」
「……なぜそんなことを聞くの?」
先生の表情は読み取れない。
もしかしているのかな……?
聞いちゃだめだったかな。先生にもプライバシーはあるよね。
怒ってはいないようだけれど、それ以上聞いてはいけない気がして、質問を取り下げた。
先生が、優しく頭を撫でてくれているからかもしれない。
先生の膝の上にころりと寝てみた。
「ごめんね。いじわるして」と、先生が私のほっぺを撫でる。
その手のひらから、甘酸っぱい匂いがした。
「先生の手を汚しちゃってごめんなさい……」
膝枕してもらったまま謝ったけれど、先生は無言で、しばらく頭を撫で続けてくれた。
「先生は、恋人はいないのですか?」
「……なぜそんなことを聞くの?」
先生の表情は読み取れない。
もしかしているのかな……?
聞いちゃだめだったかな。先生にもプライバシーはあるよね。
怒ってはいないようだけれど、それ以上聞いてはいけない気がして、質問を取り下げた。