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エレベーターガール
第6章 エアコン
新しいエアコンを持って戻ってくるけど、私に見向きもせずに梱包を開けて設置に取り掛かる。
ンンン…ンァンン…
中途半端に焚き付けられて放置された体はどんどん熱を持ち飢え渇くだけだ。
30分近く放置されている間、私はくぐもった声を漏らしながら男の後ろ姿を恨めしく眺めていた。
「奥さん、取り付け終わったよ。試運転は除湿でいいかな?」
もうそんなことはどうでもよく、早くイキたくて仕方ない。
「こっちも試運転が必要かな?」
玩具を外されて開いた入り口が疼いて堪らない。
男が目の前でカチャカチャとベルトを外すのをじっと見て待ちわびていた。