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エレベーターガール
第1章 前説

昔、深夜放送のラジオ番組の企画でこんなものがありました。

クイズ形式?連想ゲーム的なものです。

『これは何でしょう。』

『それは円筒形のものです。』

【どのくらいの大きさですか?】

『そうですねぇ、中指と親指で出来た円に入らないくらいかな。』

【ずいぶん太いですねぇ】

とDJ?MC?とにかく二人組みの司会者がお題を連想させるキーワードを話していきます。

【長さはどのくらいですか?】

『長さ?いや高さかな。
ん〜15センチ以上かな。片手で握るにははみ出しちゃうけど、親指から小指まででは届くくらいかなぁ。』

【ずいぶんと立派ですねぇ〜
握るとって言ってましたが、それは握るものなんですか?】

『うん、握らないと始まらないよね。』

【固さは?】

『固いよ、カチカチです。』

【うーん、立派だけど、これじゃぁまだリスナーの皆さんも何だかわからないですよねぇ。】

『じゃあ、大ヒント、先端にビニールみたいなものが被さっている。』

【それは元々被さっているの?】

『いや、衛生面から被せてあるの。』


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