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第1章 前説

【うーん、益々○○○にしか思えない。】

『そんな放送禁止用語なわけないでしょ〜』

【ですよねぇ、他にヒントは？】

『あー、乱暴に扱うと先端から白い液体が飛び出しちゃう。
学校でよく振り回して飛び散らせて怒られたなぁ。』

【学校で飛び散らせちゃうんですか？いやらしい。】

『ん〜、女子がキャーキャー騒ぐのが面白いっつうか。』

【ははっ、その時は被せてあるものは外すんですか？】

『もちろん、外さないとだね。あと、ﾌﾞｼｭｯて押し込んで撒き散らしちゃう奴もいたなぁ。』

【他には？】

『そうね。下からずっと円筒だけど、上の方に括れがあって、そこからまた、返しのように拡がってる。
クワエやすいからかな。』

【それはクワエるものなんですか？】

『そうだね。皆クワエるかな。』

【白い液体の特徴は？】

『無臭、味はあるけど、うーん、独特な味かな。
ああ、臭いも無臭といったけど、それは新鮮なうちはね。
ぶちまけたのを雑巾で拭いてよく洗わないと後で凄い臭いになる。
皆さん経験あるはずだよ。
学校の雑巾が○○臭いの。』

【え〜、皆さん経験するものですか？】

『たぶん。』