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第6章 両親の決断、紗友莉たちの苦悩

　気持ち良さそうに、鳴澤の動きに合わせて腰を突き上げる綾子。
　綾子はとっくに我を忘れている様子だったが、こうして性交が始まった今、酒が入っているということも手伝ってか、鳴澤もまた同じ状態になっていた。
　普段の温和な鳴澤に似合わず、腰を荒々しく振り立て、綾子の果肉をシンボルで味わっていく。
　綾子の花筒もまた、シンボルを噛み締めるがごとく収縮を繰り返し、溢れる花蜜をたっぷり浴びせかけていた。
　シンボル先端がズンズンと力強く奥底を突く瞬間には、綾子の嬌声もまたひときわ大きくなる。
「あぁんっ！　奥ぅ、当たってる！　浩喜さん、もっとぉ！　もっとぉ！」
「綾子の中、気持ちいいよ。うっ！　もう長くは持たない……」
「浩喜さん！　中でいいです！　いっぱい出してください！」
　言うが早いか、綾子は両脚を鳴澤の腰にがっちり巻きつける。
　射精の瞬間が刻一刻と近づくのを如実に感じ取っていた鳴澤は、今までの比ではないほどに焦り、叫ぶように言った。
「綾子、ダメだ！　もうすぐ出るから、離してくれ！」
「やだ！　あんっ！　一番気持ちいい瞬間に離れ離れは絶対にやだ！　中でお願い！」
「ダメだって、綾子！　はぁはぁっ！」
　荒い息の合間に、離れるように頼む鳴澤だったが、その発言とは裏腹に、腰の動きは全くスピードダウンせず、シンボルは高速で綾子の花筒を出入りしていた。