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記憶の彼方に眠る恋
第6章 両親の決断、紗友莉たちの苦悩
 敏感な花裂に、熱くて固いシンボルの感触をしっかり感じ取ったらしく、綾子はすぐさま迎え入れる体勢をとる。
 その様子を見て、無性に愛おしさが募った鳴澤は、数回シンボル先端で花裂を上下になぞってから、花筒の中へとシンボルを埋め込んでいった。
 花蜜でしっかり潤っているため、シンボルはスムーズに挿入されていく。
 たちまちのうちにシンボルは根元までぴっちりと、綾子の花筒に飲み込まれた。
 シンボル基底部に生い茂る陰毛までも、綾子の股間に接触している。
 ものの1時間ほど前まで、「上司と部下」だった二人は、今や「男と女」として、性器をがっちり組み合わせていた。
 即座に腰を動かし始める鳴澤は、綾子の花筒内をシンボルを使って強くこすり続ける。
 大きな悦びの声を断続的にあげながら、綾子が感激を抑えきれぬ様子と口調で言った。
「ああっ! 浩喜さんと一つになってる! あんっ! 一つになってるのよね?」
「うん、一つに繋がってるよ、綾子」
「あんっ! 浩喜さんに……名前で呼んでもらえたっ! すごく嬉しいっ!」
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