この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
記憶の彼方に眠る恋
第5章 活動開始と友人たち

その週末、あらかじめ話し合っていたとおり、紗友莉は再び故郷へと舞い戻り、拓麻と会っていた。
言うまでもなく、記憶を取り戻すお手伝いをするためだ。
残念ながら今もって、拓麻の記憶は戻ってくる兆候すら見えてこないらしい。
拓麻の両親に負けず劣らず、拓麻本人にも不安と焦燥が襲い掛かっていることを、紗友莉はしっかり感じ取っていた。
そして二人はまっすぐ、自分たちが通っていた高校へと向かう。
事前に、訪問についてアポイントメントをとっておいたのだ。
7月下旬ということで、既に夏休みに突入しており、高校側は訪問を快諾してくれたのだった。
ただ、校舎や体育館、グラウンドなど、どこを回ってみても、拓麻の反応は非常に薄い。
紗友莉は懸命に、当時の印象的な思い出を話すのだが、何を話しても拓麻は「初めて聞いたようなリアクション」しか返してくれなかった。
諦めかけた二人は最後に、3年生時の教室へと向かうことに。
言うまでもなく、記憶を取り戻すお手伝いをするためだ。
残念ながら今もって、拓麻の記憶は戻ってくる兆候すら見えてこないらしい。
拓麻の両親に負けず劣らず、拓麻本人にも不安と焦燥が襲い掛かっていることを、紗友莉はしっかり感じ取っていた。
そして二人はまっすぐ、自分たちが通っていた高校へと向かう。
事前に、訪問についてアポイントメントをとっておいたのだ。
7月下旬ということで、既に夏休みに突入しており、高校側は訪問を快諾してくれたのだった。
ただ、校舎や体育館、グラウンドなど、どこを回ってみても、拓麻の反応は非常に薄い。
紗友莉は懸命に、当時の印象的な思い出を話すのだが、何を話しても拓麻は「初めて聞いたようなリアクション」しか返してくれなかった。
諦めかけた二人は最後に、3年生時の教室へと向かうことに。

