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記憶の彼方に眠る恋
第5章 活動開始と友人たち

2回目も終えると、二人並んで仰向けに寝転んだ体勢で、学が言った。
「美香ちゃん、好きだ。僕と付きあってくれないかな」
こういう発言が来るかもしれないと事前に予想済みの美香は、すぐさま答える。
「うーん、エッチな気分が高まって、こういうことになっちゃったけど……お付き合いするとなると、こんなにすぐ決断するのはちょっと……」
美香としては、「付き合いたい」と思って学を誘惑していたわけでは決してなかった。
美香は交際相手として、年上もしくは同い年を希望しており、過去に付き合った数多の男たちも皆そうだったのだ。
学はさらに食い下がってきたが、美香はやんわり断り続け、最後は上手くはぐらかして逃げた。
ただ、学のことを気に入っていないわけではなかったので、「また会おう」という申し出にだけは、色よい返事をしておくことに。
残念そうな学の表情を見て、少し罪悪感を感じつつも、美香はそれよりはるかに大きな性交の余韻を感じ、天井を見上げていた。
「美香ちゃん、好きだ。僕と付きあってくれないかな」
こういう発言が来るかもしれないと事前に予想済みの美香は、すぐさま答える。
「うーん、エッチな気分が高まって、こういうことになっちゃったけど……お付き合いするとなると、こんなにすぐ決断するのはちょっと……」
美香としては、「付き合いたい」と思って学を誘惑していたわけでは決してなかった。
美香は交際相手として、年上もしくは同い年を希望しており、過去に付き合った数多の男たちも皆そうだったのだ。
学はさらに食い下がってきたが、美香はやんわり断り続け、最後は上手くはぐらかして逃げた。
ただ、学のことを気に入っていないわけではなかったので、「また会おう」という申し出にだけは、色よい返事をしておくことに。
残念そうな学の表情を見て、少し罪悪感を感じつつも、美香はそれよりはるかに大きな性交の余韻を感じ、天井を見上げていた。

