この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私の結婚式前夜
第5章 ベッドで

「夏芽……」

 今度はお兄ちゃんが私に唇を重ねる。温かい唇に覆われる。

「あん……」

 お兄ちゃんの口の中で舌を絡める。二人の荒い呼吸とニチョニチョという音が部屋に広がる。遠くで公園で食べた甘い焼きいもの匂いと一緒に……。

「あ、焼きいもの匂いが……」とお兄ちゃん……。

「えっ……ウソ……」

 私は自分の口に手のひらをかざして、ハアーと自分の息を確かめている。少し冷たいようだけど爽やかなミントの匂い……。

「引っ掛った。歯磨きの匂いだよ。でもさ……」と、お兄ちゃんの唇が重なった。

「何……?」

「オナラ、すんなよ……な?」

「お、オナラ!? 私、オナラなんてしません!」

 毛布の中に潜り込んでクスクスと笑った。昔、こうやって布団の中を基地にしたよね?
/33ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ