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私の結婚式前夜
第6章 ひとつに……
お兄ちゃんが私の身体の隅々を見てる。
「恥ずかしい」
「夏芽、キレイだよ……」
お兄ちゃんが唇を合わせてくれる。
お兄ちゃんの指先が私の真ん中を捉える。それが《私》を押す。
んん……。
「脚……、開くね?」と、お兄ちゃんの優しい声……。
私は小さく首を縦に振り、目を閉じた。
膝が曲げられて、左右に開かれる。ツツっと溢れたモノがお尻を滑る。
お兄ちゃんの指が私の窪みを押す。
「んっ……あっ……」
ニュルっという感じの後、お腹にお兄ちゃんの冷たい指を感じた。痛みはなかった。
お兄ちゃんの指はじっとしていた。私の中を楽しむように……。
背中が自然に反る。
唇が重なる。舌が絡まる。お兄ちゃんの指は私を楽しんでいる。
ぷちゅっ……。
お兄ちゃんの手のひらが私から溢れたモノでいっぱいになる。その指が動くたびに出る、にちゃという音が恥ずかしい。
お兄ちゃんの舌が私の喉、鎖骨、胸の膨らみへ這う。産まれたばかりの子犬を母犬がいたわるように……。
「お兄ちゃん……んっ……」
いつの間にかお兄ちゃんは私の足元に移動したようだ。たぶん、お兄ちゃんが見てる。私の恥ずかしいところを……。