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大好きだから...
第12章 おかえりなさい
あれからご飯も少しずつ食べられるようになった。
正人は一緒に居ても「もっと食べろ」とか
「あれも食え」って言わないから
自分のペースでやってこれている。
でも、林くんの話の時
正人が私を求めてくれた。
嬉しかった。
しばらくしてなかったからなー
でも、まだ完全には戻ってないから
抱き心地は絶対よくない!
一応恐る恐る伝えると
正人は私から離れたの。
待つと言って...
やっぱりダメなんだ。
こんな鶏ガラみたいにボロボロじゃ
無理ないな…
それでも今は林くんのことで
落ち込んでいる正人を慰めるのが
重要なんだから!!
可愛いーー////
正人のヤキモチなんか貴重だっ
そんな事を思いながら
正人と向き合っていた。
どうしようもない感情に包まれて
正人を抱き寄せてしまった
「朱里。何してんの?
お願いだから離れて。俺が頑張って
耐えてるのにそんなことされたら
我慢出来なくなる。」
我慢?やっぱりしてたんじゃん。
あんな絶倫正人がやらなくていいわけないし。
でも、自分でも言ったことにビックリするような
言葉を口にしてしまったの。
「...が……
我慢しないで……」