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大好きだから...
第12章 おかえりなさい




あーぁ...
言っちゃった…


また拒否されて1人で落ち込むのに…
バカだ私は...



自分の世界に入っていると
いきなり身体が浮いた。


「キャッ!!」



正人が私をお姫様抱っこし
どこかに行こうとしている。


「正人…何してるの!?」



正人は真剣な顔つきで

「朱里。お前が煽ったんだから責任とれよ。
こっちはお前の身体が一番だから
めちゃくちゃ我慢してたのに。
なのに胸に顔抑え込まれて
我慢するなって言われたら
我慢なんかできるはずねぇよな?」



ですよね?
私が咄嗟にした行動でも
正人には我慢させていたから
限界だったよね。
自分てもすこしは分かってたつもり。


ドサッ



だけどね
ベッドに思っきり落とす事は
しなくていいのにーーーー


「正人?
もう林くんの話しなくていい?
納得してもらえた?」

「納得?してねぇよ?
林が朱里の近くにいることは変わんねぇし
納得できるような理由でもなかった」



え?嘘でしょ?
私目当てじゃなくて正人への憧れからなのに
納得してないって何?





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