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大好きだから...
第12章 おかえりなさい



お兄ちゃんと話したあと
正人とお兄ちゃんが少し話してた。

電話が終わったころには
私は素っ裸でベッドの中でウトウト...


スマホを持ってきた正人が
ベッドに座ったのが分かった。



「正人。お父さんとお兄ちゃん帰ってきた。
お母さん寂しくないね。」

「あぁ。お前も寂しくないな。」

「ん?私は正人がいるもん。
お母さんはあの家で1人だった。
出来れば生きていてみんなで楽しくしてくれてたら
もっとよかったのに...っ!」



ダメだ。涙が出る...

正人お兄ちゃんと連絡とってたのかな?
だから食べれてないこと知ってたんだよね?
だから正人にぶつけてみた。

すると正人は
少し落ち込んだ様子で話してくれた。


「連絡はたまにとってた。
けど今回は自分から連絡して謝ったんだ。
朱里をこんなになるまで追い詰めて
きづいてやれなかったって。
すげぇ怒鳴られたよ。
そんなになるまで気づけないのは
お前の気持ちはそこまでなんだなとまで言われた。
朱里を想う気持ちは俺が一番だとか思ってたのに
朱里を支えてやれなかったのは事実だからな。
言い返すこともできなくて…
だからちゃんと元の朱里に戻すので
少し時間をくださいってお願いした。
朱里。悪かったよ。」




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