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大好きだから...
第13章 やっと触れ合えた…





朱里のお父さんとお兄さんが
日本に戻ってきたことで朱里は
メキメキと復活してきた。


食べる量は戻ってきたし
体重も戻った。
朱里はダイエット成功ー!と
喜んでいるが
元々太っていたわけじゃない。


ある金曜日
病院に行くと残業せずに
帰ってった。


あいつ、一言言えば連れてってやったのに。
でも最近忙しかった俺に気ぃ使ったか?
帰りだけでも迎えに行ってやろう。



「部長、報告書は終わりました。
なので、今日は...」
『帰っていいぞー!行ってやれ。』


まだ話し終わる前に部長が話を
被せてきた。

気づいてたな、俺が必死で仕事
終わらせようとしてたこと。

「ありがとうございます。お疲れ様です。」


そういって営業部を出て車に乗り込み
朱里に一応LINEした。
病院まで迎えに行くから
そこで待っとけ。と。


送ったメッセージはすぐに既読になり
【へーい(・◇・)】
と返ってきた。
なんだその顔文字は…


でも、元気になってきてよかった。と
思うのが先で病院までいい気分で
迎えに行けた。



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