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大好きだから...
第14章 新入社員からの…

「朱里、昨日来た中村どう思う?」
「中村さん?綺麗な子だよね。
営業してたって。抜けれないように
気をつけなきゃ。」
綺麗な子
確かに一般的にそうなるだろう。
ま、俺には朱里がいるからどうでもいい。
って惚気か。
とりあえず中村に言われた事、
それから婚約者が同じ部署にいることがバレた事
中村以外の社員のメールに
朱里と付き合っている事は中村に言わない事を話した
「そっか。何か確かに気は強そう。」
朱里もそう思ったか。
水本も気をつけろって言ってたしな。
「あと、一番厄介なこと。
中村は常務の娘らしい。」
「中村常務の娘さん?
...あっ、でも創立記念パーティーの時に
常務の隣に居て私何か言われた事あったよね。」
こいつ覚えてた。俺は忘れてたよ。
「大丈夫。バレないようにするよ。
通勤もしばらく別にしよ。
帰ったら一緒なんだし。」
「もしもだけど、何かされたりしたら
すぐ言えよ。」
心配しすぎだよー。と笑っていた朱里だけど
これから1週間後中村は朱里が婚約者だと知り
朱里に対する嫌がらせが始まった。

