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大好きだから...
第14章 新入社員からの…


その日の夜
帰ると明るく迎えてくれた朱里。
どうやら外回りから直帰だったらしい


「おかえり正人。
今日ね契約2件取れたの!
疲れちゃったけどよかったー。
あっ、ご飯先食べる?それともお風呂?」

「......ない…。」

「ん?どしたの?」

「それとも私?がない…」

「プッ…クスクス。あるわけないじゃん。」


笑われた。そりゃそうだよな。
疲れてるって言ってたしな。


「先、風呂いくわ。それから朱里。
大事な話がある。」

「分かった。ご飯準備しとくね。」



ーーーーーー



はぁ。何やってんだか。
それより朱里に何て話そうか。
とりあえず中村は危険。
チョコチョコ付いてきそうだから
昼も俺は弁当辞めて社食のランチを食おう。

それから出勤も時間差で
帰りも気をつけた方がいいな。


後は対策をちょっとずつ考えなきゃな。


風呂から上がって飯食って
リビングで2人で座って例の話を
することにした。


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