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大好きだから...
第18章 誕生日…そしてプロポーズ

やっぱりここは楽しい!
嫌な事なんてないけど
何にも考えずに楽しめる。
しかも、めったにこんなところに来ない
正人と一緒に来れてるだけで幸せ
時間が許す限りここで楽しむことが出来る。
「正人あれ乗りに行こー」
「楽しいか?」
楽しいに決まってる!
久しぶりに来たんだから
前に来たのは1年くらい前に瑞穂ときた。
あの時は瑞穂を慰めるつもりだったのに
結局自分がめいっぱい楽しんでしまった。
瑞穂は朱里が楽しそうにしてるの見たら
どうでもよくなっちゃったと。
「朱里、体調どう?」
「大丈夫!!楽しいから」
フッと笑って手を繋いで次へ向かった。
もう何時間かで31になる。
夜までたっぷり楽しんで
パレードまで見ている。
正人を見上げると真剣にパレードをみて
こちらを見た。
「腹減ったな。
そろそろレストラン予約してる時間になるから
朱里、行こっか?」
うん。この人のこの顔好き。
私は正人の腕に自分の腕を絡めて
レストランに向かった。

