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大好きだから...
第18章 誕生日…そしてプロポーズ
「朱里。誕生日おめでとう。
これ受け取ってくれる?」
拒否されても困るけどって後ろで笑ってるの。
「...う…ん。っ」
「結婚して。俺と。
これからもずっと朱里と居たいし。
朱里愛してる。」
私は声をあげて泣くしか出来ない。
そんな私を見て正人は
「泣くなよ。せっかくの誕生日だし
結婚してくれるならこれ付けないと」
そんな事を言いながら私の指に
あの指輪をはめようとしている。
「ち、ちょっと待って…」
すると正人はびっくりしたようにとまった
「…何?結婚したくない?」
不安そうに私を見ている。
「ち、違うの。
こんな高価な指輪触るのに
手袋しなきゃ。」
ブッ...ハハハハと
声を出して笑い始めた。
「朱里
それはどっちが手袋すんの?」
「二人ともしなきゃ」
「百歩譲って俺はしてもいい。
でも朱里もするなら今からずっとこの指輪する朱里は
毎日一日中手袋してなきゃな。」
......恥ずかしい…