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大好きだから...
第7章 終わらせてやる
朱里の言うことを聞いて
熱々のグラタンを食べる。
美味い。
ゴロゴロとしてるのに
ホクホク感のあるじゃがいもがたまんねぇんだよな。
「正人ってホントに芋好きだよね?
じゃがいもとかさつまいもとか」
「好きだな。」
「どっちが好き?」
「朱里の方が好き。」
「…馬鹿なの?//
違うよ。じゃがいもとさつまいもの話でしょ?
私は関係ないじゃん//」
「あー。そっちか。
悪い。私と芋どっちが好きなのよ!って
言われてるのかと思ったからつい。」
「馬鹿なのね。
恥ずかしいからそんな事言わないで。」
ホントに真っ赤になって俯きながら話してる。
マジだったんだな。
恥ずかしさから照れてる朱里も
可愛く見えて仕方ない。
明日の会議を無事乗り切って
また朱里に癒してもらって
外回り頑張んなきゃな...
「明日の会議頼むな。」
「任せて。準備は完璧にしたから。」
「サンキュ」
朱里も係長として責任もって
やってくれるから助かる。
ご飯を終えた俺は
リビングでビール1本だけ飲んで
翌日に備えることにした。