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乙女たちの精活(セイカツ)
第14章 昔の男達〜セックスを再び
しばらく麻里子が家に帰っていたのだけど、圭先輩に呼ばれて、久しぶりに病院に来てみた。

看護婦さんに呼ばれたのでホールにいくと、圭先輩がいた。


『麻里子は退院したんですか?』


「そのことで、萌ちゃんに話があってね。」


「あのさあ、、、麻里子、死んだんだよ。」

ええっ!!ガタガタ震えてきた。

「帰って目を離したら、カーテンのサンにマフラーひっかけて・・・。」


『それ以上言わないで!!わかったから、わかったから。』

涙があふれでた。


「で、いらないかもしんないけど、麻里子の洋服。ブランドばかりだからもったいなくてさ。」

大きな包みを目の前に出した。


「細すぎて萌にしか着れないでしょ。」

複雑だった。もらっていいのか?もらうことで麻里子は幸せになれるの?


「葬式はすんだからね。もう、俺に関わらず、余計なこと考えないで。」


『はい、ありがとうございます。先輩も、色々に手を染めないでください。』


「まいったな(笑)わかったよ、約束するよ。」


『この荷物は、いらないようなら、捨てます。いいですか?』


「好きにしていいよ。あと、これ。」

ロレックスとシャネルの時計をわたしの手に渡した。


「言いたいことはわかるよ、死んだときはつけてないよ。形見分け。」


「麻里子の友達、少ねえんだよ。だからお前がつけててほしい。」

『わたしなんかがこんな高価なものを。それに麻里子はわたしのこと嫌いよ。』

泣きそうな先輩を見たら、『いただきます』と言うしかなかった。

誰の子かわからない子を身ごもり堕胎して自殺した麻里子。

麻里子もまた、男に人生を狂わされた一人なんだ。
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