この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この前、近くて遠くて、人を拾いました!?
第3章 Party Night! (この拾×近くて遠い)


「お前なぁっ、いつまでも俺をガキ扱いするなっ!」



光瑠さんがそういうと、ハハハハハと口を開けて彼が笑う。



背は光瑠さんと同じくらい高くて、とてもハンサム…。年齢は30代前半くらいでまさに男盛りという感じだ。


誰だかは分からないが、彼の纏う何とも言えない大物のオーラに私は息を飲んだ。



「お久しぶりです、西園寺代表…」



要さんは丁寧にそう言って酒田さんと共に頭を下げた。



「おぉ、関根くんと酒田くんじゃないか…。有川商事は今日は上層部総出、ということか」



西園寺代表と呼ばれた彼は、そう言いながら、視線を下ろして私と目を合わせた。




「──こちらの可愛らしいお嬢さんは…?」



ニッコリと微笑まれて心臓が高鳴った。



光瑠さんや要さんがたまに垣間見せる少年らしさはない──…


彼は確実に大人の男性で、その色気が周りの空気をも侵食している。



「"俺の"婚約者の真希だ。」



光瑠さんは何故か要さんに向かって答える。


私はそれに顔をひきつらせながら、藤木真希です、と改めて言い直して頭を下げた。



「婚約者──…」



何故か西園寺代表は微かに目を見開いて光瑠さんを見ていた。


/78ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ