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エロドールのしつけ方
第1章 木箱の中身は


仕事帰り、俺はいつもと同じ道を帰るところだ。

歩いてる時に昨日の事をふと思い出す。

(あのデカい木箱どうするかな……)



昨日、古物商の店主に最後だからと貰った(押し付けられた)木箱。

結局どう運べばいいのかわからず、タクシーにどうにか乗せてもらって帰った。

(そういや固くて開かないから、何が入ってるか知らないって言ってたな…)


「おいおい…勘弁してくれよ…」


曰く付きのもんだったらどうすんだ。

そう考えていると、後ろから聞き覚えのある可愛らしい声。


『せんせぇ~っ!』


振り返ると同じ小児科で働く看護婦の鶴田紗綾(つるた さあや)が、手をブンブン振って満面の笑みで小走りで向かってくる。


「あ、鶴田さん。お疲れ。」


『ありがとうございます!先生もお疲れ様ですっ』


「おう。というか鶴田さん帰りこっちなの?」


『あ、いえ、そこのコンビニにちょっと寄って帰ろうと思って♪』


「そうなんだ。」


鶴田紗綾。
身長は155cm程、色白で髪はゆるっとしたロング。
そしていい具合にむっちりな身体。
ボタンが少しはちきれそうになるくらいの巨乳。
何より特徴的な可愛らしい声。


『先生…そんなに見つめないでください、恥ずかしいです…。』


「あぁ、ごめん。」



恥ずかしがる姿もまた可愛い。



『先生、少しお話しして行きませんか?あそこに雰囲気が良いバーがあるんです。』


木箱の事を考えるより可愛い子と飲んだ方がいいに決まってる。


「それは知らなかった、帰っても暇だし付き合うよ。」



『やったぁ~!』



そう言うと紗綾は満面の笑みで腕をとり、グイグイと引っ張るように歩き始める。

ぽよんと弾むように腕に当たる胸。


バーに着くと、こっち!と薄暗い二人席に誘導される。


「結構暗いんだな。」


『そうなんです!落ち着きませんか?』


「確かに、雰囲気良い。」


すぐにおすすめのカクテルを頼んでくれる紗綾。

可愛いし気が利く子だなぁ。


『なんかすみません、帰りに呼び止めちゃって…』


「あぁ、良いよ全然、気にしないで。暇だったから。」


しばらくすると、カクテルが届く。




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