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第7章 めじけ 章7第
ふと、休みのことを考えた。
隔週に設定している定休日。
今週はそれにあたる週だ。
もっとも、俺の気まぐれでやってる店だから、もっと休みたければ休むことも過去にはあった。
でも、
今週は開くかな…
いつでも来いと桜に言った手前、いつでも来れるようにしておきたい。
そうしないと、寂しいからって理由でまた樹とかいう幼馴染のところに行くかもしんねぇし…。
「ふぅ……」
息をついて、俺は立ち上がった。
実家も手伝わなきゃならないから、ちょっとキツいかもしれねぇけど…
まぁたかが1週間の話だ。
そんな事を思いながら、俺は気合いを入れるようにうしっ…と呟いた。