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第8章 物本 第9第



「演奏会用ですね」



「はい」



「ちなみに……渡す相手は男性ですか?女性ですか?」



「……男性です」




分かりました、とお客に返事をして、俺は花を選ぶ。



実家の生花店を手伝い始めてから5日が経った。




グラっと…視界が歪んで、俺は目をギュッと瞑った。



少し疲労が溜まってきた。




学生の時手伝ってたし、業務内容も全部分かってるつもりだったが、やっぱりこの立場でやってみると、知らなかった業務も多くある。





完全に舐めてた…



早朝の仕入れは兄貴が行ってくれるから、まだマシだ。



それでも朝から花を表に出して、水を全部変えて、手入れをしながらお客の対応して…



閉店したあとは花を戻して…



自分の店の仕込みをやる時間が前ほど取れない。



だから、夕方、自分の店を開店させながら用意もして、



日付が変わる頃に店を閉めて、数時間寝て



そんでまた実家に行って…



その繰り返し。
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