この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
bloʇbnilᙠ
第13章 葉言花 章51第



少しだけ太陽が傾く。



俺は花壇の前に立って、花たちを見つめた。




植物は裏切らない。



ちゃんと決められたように手入れをして、ちゃんと毎日気にかけてやれば、すくすくと育ってそして蕾を付ける。



チラと、リナリアに視線を移した。



あの雨の日泣いているようだったリナリアも、しっかりと成長して、そして小さな蕾をたくさん連ならせている。





何となく、皮肉だ……と思った。




「達也」




お前を呼ばれて、俺は振り返った。




腰までの髪。



ニコリと微笑んだ幸は、そのまま俺の脇を通って店に入ろうとしている。



その後に続いて、俺は店の中に入った。







/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ